会話に使える!英文法

「英会話に文法はいらない」は完全な間違い!実用的な英文法の知識をどんどん紹介します。

紛らわしい表現

”last Monday”は、いつの月曜日?

 

コミュニケーションにおいて日時を正確に伝えることはとても重要ですよね?

曜日や時間を間違えてしまうと、さまざまなトラブルを招きかねません。

しかしながら、英語と日本語ではその発想が少し違うので、しっかりと理解しておかなくてはいけません。

■”last”は「先週の」ではありません

たとえば、今日が土曜日だとしましょう。

その時点で「先週の火曜日に友達と会った」と言いたい場合、どういうでしょか?

×I met a friend of mine last Tuesday.

これで正解のような気がしますよね?

しかし”last Tuesday”の部分が問題です。

“last”をLongman Dictionary of Contemporary Englishで見てみると……

“most recent or nearest to the present time”

つまり”last”「今にいちばん近い」という意味合いが第1義です。

ですから、これだと“今にいちばん近い火曜日”という意味になり、「“今週の”火曜日に友達と会った」になってしまうのです!

“last”たった1語で全く違う意味になってしまうのです!

ビジネス英語でこの間違いをやってしまうと致命的です(笑)

*ただし、知り合いのイギリス人いわく、今が何曜日であれ「先週の火曜日」の意味で”last Tuesday”を使うネイティブもいるそうで、ネイティブもいちいち確認することが多いそうです。

「先週の」は?

では、「先週の火曜日に友達と会った」はどうすればいいのでしょうか?

ex) I met a friend of mine on Tuesday last week.

“on Tuesday last week”が正解です。

”last”は「今にいちばん近い」ですから、”last week”なら「今週にいちばん近い前の週」ですから「先週」になりますね。

この言い方なら間違える余地はありませんね。

ついでに未来も……

今度は未来についても見てみましょう。

「今度の冬にロンドンへ行く」と“夏の時点”で言いたいときはどうなるでしょう?

△I’m going to London next Winter.

「今度の冬」なので”next Winter”で正解のような気がしますが……三角です(笑)

この場合、「今年の冬」と解釈するネイティブもいますが、中には「来年の冬」と解釈する人もいます。

知り合いのイギリス人に聞いたところ、やはり人によって解釈がばらつくので、「今年の冬のこと?」とか「いつの冬?」などと確認するそうです。

あくまでも「今年の冬」と言いたいときは次のようにしなくてはいけません。

ex) I’m going to London this Winter.

このように”this Winter”なら確実に「今年の冬」になります。

ちょっとややこしいですが、今現在がいつなのか?を考えながら使うようにしてみてください。

すこしずつ慣れてくると思います。

スポンサーリンク

-紛らわしい表現

執筆者:

関連記事

「理由」を表す接続詞のbecause / as / sinceを使い分ける!

「~なので」や「なぜならば~」などの理由を言うときの接続詞は主に3つあります。 日本人が大好きなbecauseをはじめ、asやsinceなどですね。 どれも理由を表す節を従え、「~なので」とか「なせな …

「ほとんどの車」は”almost cars”ではありません! – “almost”の誤用にご注意を

  日頃の会話で、「ほとんどの男性は」とか「ほとんどの車は」など、「ほとんど」という表現をよく使うと思います。 これを英語にしようとした時に、日本人がやりがちなのが”almost + 名詞 …

「最近」の “nowadays” “these days” “recently” “lately”の使い分け

  多くの英語学習者を悩ます「最近」について、ズバリその使い分けをお伝えします。 これでどの「最近」を使えばいいのかもう悩むこともなくなります! 「最近」を表す言葉には”nowa …

‘try doing’ と ‘try to do’は全く違います!

  動詞の後ろにまた動詞を置きたい場合、そのまま「動詞+動詞」という形は基本的には出来ません。(口語で ‘Come see me.’ などはありますが、本来 ‘Co …

“as if / as though” の後ろは仮定法でも、直説法でも!

  今回は「まるで~のように」を表す”as if / as though”についてお話します。 ある程度英語を勉強されている方ならご存知の表現だと思いますが、その使い …