会話に使える!英文法

「英会話に文法はいらない」は完全な間違い!実用的な英文法の知識をどんどん紹介します。

前置詞 日本人の間違い 紛らわしい表現

「目的」のto do / for doingは使い分けが必要!

今回は「目的」を表すto do / for doingについてです。

言うまでもなく、to doは「to不定詞」と呼ばれ、for doingの方は、forが前置詞なので後ろは「動名詞-ing」になっており、どちらも「目的」を表せます。

同じ「目的」でも……

では、「目的」を言いたい場合、どちらを使っても同じなのでしょうか?

まずは次の英文をご覧ください。

〇 ex) Tom bought a screwdriver to fix his bicycle.

「トムは自転車を修理する”ために”ドライバーを買った」という英文で、to doは「doするために」という「目的」を表しています。

では次の文はいかがでしょうか?

× ex) Tom bought a screwdriver for fixing his bicycle.

こちらの英文は間違いとは言い切れませんが、少々不自然です。

前置詞forの後ろをちゃんと動名詞にしている点で文法的にはいたって的確な文章ですが、forを使ってしまうと「彼の自転車を修理するため”だけ”のドライバー」というニュアンスになってしまうのです。

つまり、「彼の自転車専用のドライバー」という含みが出てしまいます。

ですから、「自転車を修理するためにドライバーを買った」と言いたいときは、最初の文章のようにto doで言います。

以下のような流れなら全く問題はありません。

〇 ex) Tom bought a screwdriver to fix his bicycle. The tool was made for fixing bicycles.
「トムは自転車修理するためにドライバーを買いました。そのドライバーは自転車修理用のものです。」

改めて整理すると……

to do: 「doするために」
for doing: 「doingするための」

になります。

「てにをは」の違いは大きい

別の例文ではもっとはっきりと2つの違いが表れます。

ex) My mother joined a gym to lose weight.
ex) My mother joined a gym for losing weight.

上のto doを使った方は「やせる”ために”ジムに入った」ですが、下のfor doingの方は「やせる”ための”ジムに入った」です。

2つの違い分かりますか??

to doの「やせる”ために”」の場合は、ジムに入った目的、つまり「入った目的」をto doで説明しています。

これに対しfor doingの方は、「”やせることに特化したジム”に入った」というニュアンス、つまり「どんなジムか」を説明しているのです。

全く違いますよね?

日本語で言うところの”てにをは”の使い分けに近いかもしれません。

Hope this helps!

オンラインレッスン・お悩み相談はじめます!

たくさんの方々らからご要望を頂いておりますオンラインでのレッスンを始めたいと思います。

カリキュラムは全て皆さん次第。

「関係代名詞だけを強化したい」
「このテキストに沿って教えて欲しい」

など、どのようなご希望にもお応えします!

レッスンという形態ではなく、1回きりのご質問なども大歓迎!

「こんな質問恥ずかしくて…」
「レッスンではなく、ただ〇〇について知りたいだけなんだけど…」

などなど、どんな小さなお悩みにもお応えします。

↓↓内容・レッスン料などはこちらから↓↓

たくさんのお問い合わせお待ちしております!

スポンサーリンク

-前置詞, 日本人の間違い, 紛らわしい表現

執筆者:

関連記事

‘at first’ は「まず最初に」ではありません!

順を追って何かを説明するときなどに「まず最初に…」という表現をすることがよくあると思います。 英語でそれをやろうとするときに ‘at first’ を使ってしまう方いませんか? …

“in”, “on”, “at” – 時を表す言葉につく前置詞の数々のルール

  “in”, “on”, “at”などの前置詞には多様な使い方があり、私たち学習者を惑わします。 特に、これらの前置詞と「日時を表す単語」とのペアリングには厳密な決まりがあるので覚えておく …

“would”と”used to”を的確に使い分ける!

今回はリクエストの多かった”would”と”used to”の比較をやってみたいと思います。 この2つを混同して、使い分けできていない人も多いようです。 …

” a red famous little book” は正しいか? – 形容詞の順番を考える

  日本語は形容詞の順番にはそれほど神経質になる必要はありません。 例えば… 「小さくて有名な赤い本」「赤くて有名な小さい本」「有名で赤い小さな本」 どれでも普通に通じますよね。 しかし! 英語はそう …

“so cold a night”って? – “so”と”such”の使い分け

いきなりですが「寒い夜」を英語で表現してください。 ex) A cold night これなんかが一番シンプルな言い方ではないでしょうか。 次に、この英文を「とても寒い夜」にしてください。 ex) A …