会話に使える!英文法

「英会話に文法はいらない」は完全な間違い!実用的な英文法の知識をどんどん紹介します。

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なぜ”Robert”が「ボブ」になるの?

 

今回は英語のニックネームの謎についてお話します。

さっそくですが、以下をご覧ください。

ドナルド ⇒ ドン
マイケル ⇒ マイク

このあたりの変遷は容易に想像がつくと思います。

ボブの原型は?

第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの実の弟で、司法長官を務めたロバート・ケネディのニックネームが「ボビー」でした。

つまり「ロバート」の愛称は「ボビー」なのです。

その他「ロバート」は「ロブ」や「ボブ」などと呼ばれたりもします。

その成り立ちを解き明かすと、まず「ロバート」を短縮して言いやすくしたのが「ロブ」。

その「ロ」の音が似ている「ボ」になって「ボブ」に。

最終的に親しみを込めて「ボビー」になったということです。

あの格闘家のボブ・サップの本名もRobert Malcolm Sappですね。

ウィリアムがビルに

もう一つ有名なのが「ウィリアム」のニックネーム「ビル」や「ビリー」です。

どう見ても聞いても、「ビル」の元が「ウィリアム」だなんて想像がつきませんよね?

「ウィリアム」の愛称には他に「ウィル」がありますが、こちらは短縮形ということで分かりやすいです。

では、なぜ「ビル」や「ビリー」になるのでしょう?

実はこれにはドイツ語が関係しているのです。

「ウィリアム」のスペルは”William”ですが、ドイツ語の”W”の発音が「ヴ」に近く、ドイツ系の人たちが「ヴィル」と発音していたため「ビル」になって、さらに親しみを込めたのが「ビリー」になりました。

シンガーソングライターのビリー・ジョエルの本名はWilliam Martin Joelですし、かのマイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏はWilliam Henry Gates IIIです。(すごい名前ですね、笑)

日本にも同じようなケースがあります。

女の子の名前に「ひさこ」がありますが、そのニックネームが「ちゃこ」ですね。

これは、幼児が「さ」の発音が苦手で「ちゃ」になってしまい、「ひちゃこ」に。

それが最終的には「ちゃこ」と親しみを込めて呼ばれるという話です。

ひも解けば面白い

他にも英語のニックネームの妙はまだまだあります。

日本人にも聞きなれた名前が、実はある名前のニックネームだったというケースはよくあることです。

いくつか例をあげてみましょう。

レベッカ ⇒ ベッキー
エリザベス ⇒ リズ、ベス、ベティー
アンソニー ⇒ トニー
フィリップ ⇒ バド
リチャード ⇒ ディック

などなど。

それぞれの成り立ちを紐解いてゆくのも面白いと思います!

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