会話に使える!英文法

「英会話に文法はいらない」は完全な間違い!実用的な英文法の知識をどんどん紹介します。

勉強方法

「音読」は間違いない! – ある青年のエピソード

 

英語の習得にはたくさんの方法が存在します。

本屋さんに行くと、数多の関連本があって迷ってしまいますよね。

私自身も若かりし頃は、あらゆる方法に手を出した経験があります。

「これでもない、あれでもない」と試行錯誤していく過程で、「やはりこれだな!」という唯一無二の方法との運命的な出会いをするのです。

シンプル・イズ・ベスト

みなさんは國弘正雄という名前を聞いたことがあるでしょうか?

一昔前の世代の(笑)英語学習者で知らない人はいないと断言できる、その道ではあまりにも有名な”通訳の神様”と呼ばれた御大です。

氏の提唱する”只管朗読”という語学取得方法との出会いで、私の学習方法模索の旅は終わりました。

”只管朗読”というと何やら難しそうな響きですが、要は”音読”です。

長短問わず、英文をひたすら口に出して読む……

それだけです。

さまざまな学習法が巷にあふれている中、こんなにシンプルな方法があるでしょうか?

氏いわく、一つの英文につき最低500回は音読したといいます(!)

突き詰めていえば、500回も同じ文章を読み込めば、イヤでも暗記してしまいます。

つまり、英文が体の中に染みつくということです。

私たちが労せず日本語を操れるのは、長い人生の中でたくさんの日本語の文章(パーツ)を体に蓄積してきた結果です。

聞くときは、体の中にあるものとマッチングさせて聞いているのです。

話す時は、体の中にあるものを取り出して話しているわけです。

ということは、体の中に”蓄積”がなければ、マッチングさせるものがない……つまり、理解できないわけです。

ですから、とにかく1つでも多くの英文を体に入れることが成功への道ということが理解していただけれると思います。

ちなみに、氏が著した伝説の1冊をご紹介しておきます。

ズバリ「國弘流英語の話しかた」です!


私にとってのバイブルで、何度読み返したか分かりません。

現在の新装版になってから改めて買って本棚に鎮座させています(笑)

実証例には事欠かない

つい先日まで、私は大学に通うある青年のプライベートコーチをしていたのですが、当然のように彼にも「音読」をやらせました。

彼を教え始めたのが約1年前。

その時の彼の英語力は、お世辞にもあるとはいい難く、”3単現のs”の説明から始めたくらいのレベルでした。

彼に「音読」という方法を教え、半ば強制的に(?)やらせました。

その当時の彼は半信半疑だったと思います(笑)

それもそのはず。

普通の人は「え!そんな簡単なことだけでいいの?」と思うのが普通です。

彼自身にテキストを選ばせたところ、彼が買ってきたのが「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)」。

本屋さんでよく見かけるベストセラーですね。

著者の森沢氏も「音読」を提唱しており、明らかに國弘先生の影響を少なからず受けているのは間違いないでしょう。

内容的には、中学3年間で習う基礎的な文法事項別に分かれた例文が羅列されており、一見すると「簡単すぎ?」と思ってしまうほどです。

青年は何度も繰り返してこの本の「音読」に励みました。

本人いわく、「何回転したか分からない」というほどです。

(ちなみに、流石に単語だけはこの本でカバーできないため、大学受験用の単語集を別途購入させ、並行して覚えさせました。)

その結果……

そんな青年の今は……?

今では、ネットのオンライン英会話で海外の人と英会話を楽しみ、海外への語学留学も果たしています。

もはや先ほどの本からは卒業し、これまた本人が選んだベストセラー「DUO」を使って音読に励んでいます。

何よりも、一番うれしいのが、彼自身「音読」の威力を体感しているようで、今後の彼の方向性が定まったということ。

正直に付け加えれば、彼は大学生なので1日4~5時間ほどの勉強時間が取れたことも、短期間で上達できた要因の一つになっているでしょう。

さらに、彼はサッカーの名門高校出身者で、当時は県の代表に選ばれたほどのスポーツマン。

ガッツも持ち合わせていたのだと思います。

しかし、それらを差し引いても、「音読」だったから短期間で結果が出た……と言えると思います。

”3単現のs”から始まった青年が、1年後には「DUO」を喜々として音読している……

我ながら、素晴らしい”実証サンプル”が経験できたと喜んでいます。

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