会話に使える!英文法

「英会話に文法はいらない」は完全な間違い!実用的な英文法の知識をどんどん紹介します。

便利な表現

How toの便利な発展形 – how best toなど

 

今回は便利な”how to do”(doのやり方)を発展させて、もっと便利に使おう!というお話です。

まず……

ex) Could you tell me how to get to the station?
「駅への行き方を教えてくださいますか?」

この”how to do”は基本ですよね。

これを元にして、いくつかの単語を挿入すれば、少し違うニュアンスが出せてとても便利なのです!

”how best to do”

まずは”best”を挿入して”how best to do”にすれば……

ex) Could you tell me how best to get to the station?
「駅への一番いい行き方を教えてくださいますか?」

というふうに、「一番」を意味する”best”をちょこっと入れてやるだけで、「一番いい行き方」という意味になります。

例えば、駅への行き方が3通り考えられるときなどに、そのうちどれが一番いいのか聞くときにピッタリです。

どうです? 簡単でしょ?

あとは、同じ要領でバリエーションを拡げるだけです!

”how better to do”

ex) Could you tell me how better to get to the station?
「もうちょっといい駅への行き方を教えてくだいますか?」

今度は”better”を使っていますね。

ある一つの行き方があるうえで、「もうちょっといい行き方は?」と聞くときに便利です。

あとはバリエーションです。

ex)  Could you tell me how else to get to the station?
「他の駅への行き方を教えてくださいますか?」

“else”を入れれば、「他に何かない?」という感じ。

このように、“how”と”to”の間にいろいろ挟み込めば、さまざまな言い回しが作れます。

一つの基本形に少しの工夫をすれば、さまざまなニュアンスを出せるいい例ですね。

それぞれ個別の言い回しを覚えるのは労力のムダです。

基本形をどこまで発展させられるかが大切です!

スポンサーリンク

-便利な表現

執筆者:

関連記事

”It…for~to構文“の作り方

英語の重要構文である”It…to構文”と”It…that構文”には、明確な使い分けが必要な場合があると以前お話しました。(以下参照ください)会話に使える!英文法  6 shares …

無生物主語で英語らしく!

  今回は英語らしさの象徴である”無生物主語”にスポットを当ててみたいと思います。 ”無生物主語”とは、人間以外のモノや事柄を主語にした文章のことですが、さらっと自然に使いこなせる人は意外と …

英語にも丁寧表現はあります! – “I was wondering if you could~”に見る丁寧表現

  「英語圏の人はフランクだから丁寧表現なんてないよ」 このような恐ろしい認識の人は少なからずいます。(あー、恐ろしぃ~) 英語にもちゃんとした丁寧な表現方法はあります! TPOをわきまえた表現をする …

”We / You / They”が上手に使えると便利!

  今回は”We / You / They”のお話です。 「何を今さら……」 と思うでしょ? まあ、聞いてください。 以下の文章、上手く訳せますか? ex) You have two way …

‘this’ や ‘that’ の副詞用法 – 「これ」「あれ」だけではもったいない!

言うまでもなく、’this’ や ‘that’ には「これ」「あれ」という意味があります。 皆さんにも一番なじみ深い指示代名詞としての用法ですね。 これ …