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”This book sells well.”は「この本は上手く売る??」 – 能動受動態

 

さて、タイトルの文章、みなさんは訳せますか?

ex) This book sells well.

“sell”は他動詞の「売る」だから……「この本は上手に売る」……????

まるで“本が何かを売っている”ようなニュアンスですね(笑)

型と意味が不一致

そうではなく、ここでの”sell”は自動詞として使われており、「この本はよく売れる」という意味になります。

「よく売れる」ですから、意味的に受け身のニュアンスが発生します。

つまり、文章の形は能動態ですが、意味は受動になるパターンで、英語ではいたって普通の表現方法です。

文法用語では“能動受動態”なんていいますね。
(能動なのか受動なのか、どっちやねん!って感じですね、笑)

もちろん、”This book is sold well.”というふうに、普通の受動態の文章でも同じ意味にはなりますが、例文のいい方の方が自然です。

同じような使われ方をする動詞は他にもたくさんあります。

ex) This book reads easily.
「この本は簡単に読める」

ex) This apple peels easily.
「このリンゴは簡単に皮がむける」

ex) This steak doesn’t cut easily.
「このステーキは簡単に切れない」

ex) This vase breaks easily.
「この花瓶は壊れやすい」

などなど、挙げればキリがないほどあります。

主語の性質・特性

ここで注目していただきたいのが、どの文章も主語が持つその性質について述べている文章ですよね?

そして、その性質を具体的に表す副詞が必ずついています。

今回挙げた例文では”well”と”easily”ですね。

そこがポイントです!

つまり、この能動受動態は、主語がどういう性質のものなのかを「特定の動詞+副詞(時には形容詞)」というパターンを使って表現する方法ということを覚えておいてください。

他に同様の使われ方をする動詞を挙げると……

cook (料理される)
eat (食べられる)
feel (感じられる)
keep (保たれる)
ride (乗れる)

などたくさんあります。

いずれも受け身の意味が込められていることに注目してください。

普通に考えれば、受動態の文章を作ってしまいそうですが、今回紹介した能動受動態を使えば、より自然な英語になるので是非覚えておきたい表現方法ですね!

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