会話に使える!英文法

「英会話に文法はいらない」は完全な間違い!実用的な英文法の知識をどんどん紹介します。

勉強方法

英単語はコロケーションで覚えましょう!

 

今回は言葉を覚えるときにとても大切な「コロケーション」のお話です。

まず、「大家族」を英語ではどう表現するでしょう?

あっ、そんなの簡単カンタン、”big family”でしょ?

なるほど、「人数が多い家族→大きい家族→大家族」という発想ですね?

残念ながら英語ではそうは言いません。

正解は“large family”です!

「大きい」だから何でも”big”というわけではないのですね。

もう一つ……

「多い人口」は何というでしょうか?

単純に”many population”でしょうか?

いいえ、違います。

正解は“large population”です。

“many people”とは言えますが、”population”になると”large”を使うんですね。

「車を操縦する」とは言わないでしょ?

「コロケーション」とは、”語と語の自然なつながり”のことです。

つまり、語と語には自然な結びつきがあり、何でもカンデモ結び付ければOKというわけではないのですね。

「大」だから”big”、これに「家族」の”family”をくっつけて”big family”で完成!……

と単純には行きません。

このような状態を「コロケーションがおかしい」といいます。

日本語の視点から見てみると……

「車を操縦する」
「自転車を運転する」
「飛行機を運転する」
「ボートに乗る」

私たち日本語のネイティブにとっては、どれも???ですよね。

言いたいことは伝わりますが、とても不自然……

これらは全て「コロケーションがおかしい」という状態です。

つまり、乗り物の種類によって「操縦する」「運転する」「乗る」などを使い分けなければいけない。

正しくは……

「車を運転する」
「自転車に乗る」
「飛行機を操縦する」
「ボートを漕ぐ」

”乗り物を動かす”という動作でも、以上のように様々な表現がある。

私たちはその使い分けを自然にやっています。

ということは、当然英語のネイティブもそれをやっているわけです。

英語の上達はいかにこのコロケーション知識をたくさん持っているかで決まると言ってもいいでしょう。

このコロケーションが不足しているために、英語が話せないという人は多いです。

逆に言うと、正しいコロケーションを鬼のように持っている人は、片言でもガンガン話します。

もちろん正しい文法知識も大切ですが、せっかく文法が正しくても、コロケーションが不自然だったら台無しです。

ですから、普段から単語を覚えるときには、コロケーションも意識しながら覚えられればいいですね。

と言っても、なかなかそれも面倒……

じゃ、そんなコロケーションという視点から単語を増やせる単語集はないかな……

でも、意外にこのコンセプトの単語集って少ないんですよね。

そこでオススメなのが清水かつぞー著の英単語ピーナツほどおいしいものはない 銀メダルコースです!

私が知る限り、ここまでコロケーションを意識して編まれた単語集はないはずです。

何といっても、最低2語以上のコロケーションがズラリと紹介されるシリーズです。

5冊シリーズになっていますので、ご自身のレベルに合わせた選択でどうぞ。

ちなみに、現在私は一番上のレベルの「金」を3周位したのですが、さすが「金」だけあってすごく難解な単語を使ったコロケーションがあったりします。

例えば……

“a remnant of the past”
「昔の名残」

“a robust body”
「強健な体」
などなど。

単語としては上級者向けですが、「昔の名残」や「強健な体」という言い方を知っていれば、どこかで使う機会もありそうですよね。

単語を覚えるときには、「1つの英単語に対して1つの日本語の意味」という覚え方、つまり上の例を使うと”remnant”=「名残」で覚えようとしてもなかなか覚えられませんよね。

でも、“a remnant of the past”=「昔の名残」と覚えておけば記憶にも残りやすいですし、何といっても、そのまま使えてしまう!

いいことずくめだと思います。

みなさんも是非お試しください!

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