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英語にも丁寧表現はあります! – “I was wondering if you could~”に見る丁寧表現

 

「英語圏の人はフランクだから丁寧表現なんてないよ」

このような恐ろしい認識の人は少なからずいます。(あー、恐ろしぃ~)

英語にもちゃんとした丁寧な表現方法はあります!

TPOをわきまえた表現をするのが大人です(笑)

今回は、人に何かを依頼する際の定番表現である次の文を使って、どうすれば丁寧な表現になるのか、その具体的な方法を勉強しましょう。

ex) I was wondering if you could lend me some money.

丁寧なニュアンスを出したい時のネイティブの思考を知れば、どんな時も困らない表現方法を体得できます。

では早速始めましょう!

語数を増やす

改めて課題文を。

ex) I was wondering if you could lend me some money.

結論から言うと、これはとても丁寧な依頼文です。

ニュアンスとしては「大変恐れ入りますが、お金を少々お貸しいただけないでしょうか?」という感じです。

人に何かを依頼する際の丁寧な表現として、この”I was wondering if you could~”  までを定型表現として暗記している方もいると思います。

それはそれで構いませんが、どういうロジックが働いて結果的にこの表現になるのかを知らないと応用が利きません。

そこで、まずは「語数を増やす」です。

英語では、語数を多くすればするほど丁寧さが増す、という特徴があります。

単にお金を貸してほしい場合、”Can (Could) you lend me~”でもいいのですが、これはかなり不躾な依頼方法です…。

課題文を見てみると、「貸して(you could lend me)」の前に “I was wondering if” という長い表現がくっついています。

その結果、文章が長くなりましたね。

これこそが、丁寧さを醸し出すカギなのです!

日本語でも、何か頼みにくいことを誰かに依頼するときに「あのぉ~、ちょっとぉ~言いにくいのですがぁ~」などのように、本題に入る前にゴニョゴニョ言いませんか?(笑)

それと同じロジックです。

ということで、丁寧さを醸し出す一つ目の方法は…

語数を増やす

です。

ゴニョゴニョ言うのですね(笑)

課題文のような定番表現の他にも、以下もよく使われます。

ex) I hate to say this, but…

ex) I’m sorry to ask you (this), but…

進行形で「一時的」なニュアンスを

次に気になるのが、「どうして進行形?」でしょう。

もちろん “I wonder if you could~” でも何の問題もない依頼文です。

しかし、”was wondering” という風に進行形になっています。

そもそも進行形には「一時的」という意味があります。

従って、このように進行形にすることによって、あくまでも「一時的、暫定的」にやっていることだよ、つまり「私は、いつもそう考えているわけではなくて、あくまでも一時的にwonderしているんですよ」というニュアンスが出ます。

結果的に断定的な語調ではなく、丁寧になるというロジックです。

このロジックは実際によく使われ、課題文の”I am(was) wondering~” の他に、 “I am(was) hoping~” なども頻出です。

時制をシフトバック

最後に「どうして “was” なんだ?」ですよね?

つまり、どうして今現在の依頼なのに「過去進行形」になるのか?

英語では、前述の「語数を増やす」の他に、「時制をシフトバック」すると丁寧さが出る、という特徴があります。

「時制をシフトバック」とは、「過去にシフトする」ということです。

ですから “was” になっているのです。

現在形で言ってしまうと「今の意思」という直接的な感じになるが、過去形にすることにより、現在とは切り離された間接的な響きになり、結果的に押しが弱くなるので丁寧に響きます。

整理しましょう。

“I wonder” < “I wondered” < “I am wondering” < “I was wondering”

右に行くほど丁寧さが醸し出されます。

キーワードは「進行形」と「過去形」です。

以上のロジックを総動員して非常に丁寧な課題文が生まれるのですね!

 

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