会話に使える!英文法

「英会話に文法はいらない」は完全な間違い!実用的な英文法の知識をどんどん紹介します。

仮定法

「法」のお話し③ – 命令法

 

「法」のお話も今回が最後です。

今回は3つある「法」のうちで、一番簡単で分かりやすい「命令法」です。

*他の2つは……
「法」のお話し① – 直説法
「法」のお話し② – 仮定法
をご覧ください。

「法」とは、話し手がどういう思い・気持ちを込めるかによって使いわける動詞の形……でしたね。

ズバリそのままです

今回の「命令法」は、そのままズバリ話し手の“命令”や”要求”をいうときの動詞の形で、その時の動詞の形は原型です。

ex) Watch out!(気を付けて!)
ex) Be quiet!(静かにしなさい!)
ex) Don’t park your car here.(ここに駐車しないでください)

どうでしょう……早い話が「命令文」ということですね(笑)

「命令法」については、これ以上深く入り込む必要はありません。

「命令法」=「命令文」

その理解で十分です!!

「法」のまとめ

ということで、3つの「法」を学びました。

振り返ると……

■「直説法」 ⇒事実を特別な感情を込めずに、事実に即した時制を使っていうときの動詞の形
■「仮定法」 ⇒事実とは逆の仮定・願望・後悔などの気持ちを込めていうときの動詞の形
■「命令法」 ⇒命令や要求をするときの動詞の形

というまとめになります。

この中で一番ややこしいのが、何といっても「仮定法」でしょう。

「仮定法」は今後じっくりと学んでいきましょう。お楽しみに!

スポンサーリンク

-仮定法

執筆者:

関連記事

仮定法過去は”過去”を意味しない!

  今回は「仮定法過去」のお勉強です。 (以下2つ参照ください) 「仮定法 – イントロダクション」 「『法』のお話し② – 仮定法」 型は? まずは例文から。 ex) If I …

「法」のお話し② – 仮定法

  さあ、「法」のお話し②は、いよいよ「仮定法」です! まず、前提として…… 英語の「法」には3種類あって、それぞれ話し手の込める”気持ち(=ムード)”が違うんでしたね。 ■直説法 ■仮定法 …

仮定法帰結節(主節)のwould / could / mightの使い分け

仮定法のポイントは、そこで使われる動詞の形がどうなっているか?です。 ・if節の中が過去形 →仮定法過去・if節の中が過去完了形 →仮定法過去完了 でも、気を付けなくてはいけないのは、if節の中だけで …

英語にも丁寧表現はあります! – “I was wondering if you could~”に見る丁寧表現

  「英語圏の人はフランクだから丁寧表現なんてないよ」 このような恐ろしい認識の人は少なからずいます。(あー、恐ろしぃ~) 英語にもちゃんとした丁寧な表現方法はあります! TPOをわきまえた表現をする …

仮定法の”If ~should~”は未来指向

今回は仮定法の”If ~should~”です。 こちらも以前ご紹介した”were to”と同じで、未来における仮定を言い表す表現方法で、「仮定法未来」と呼ぶことのできるものです。 (「仮定法の&#82 …