会話に使える!英文法

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助動詞

”must have pp”は過去における断定

助動詞”must”には、みなさんよくご存知の「~しなければならない」という意味に加えて、「~に違いない」という強い推量も意味します。

そのうち「~しなければならない」については以前紹介していますよね。
「“must”と”have to”は使い分けて!」参照)

今回は強い推量の「~に違いない」の過去バージョンを見ていきます。

”have to”との関わりがややこしい

話を分かりやすくするために以下のようにまとめました;

「~しなければいけない」→ must /have to
「~しなければいけなかった」→ had to

「~に違いない」→ must / have to
「~だったに違いない」→ must have p.p.

“must”というと、どうしても”have to”との関わりが意識されますが、上の分類からも分かるように、過去において「~だったに違いない」という意味では”must have p.p.”が使われます。

過去において「~しなければいけなかった」は”had to”しかないから、「~だったに違いない」も”had to”か?というわけにはいかないのですね。

いくつか例文で確認しましょう。

ex) Steve must have left. His shoes are not here.
「スティーブはもう帰ったはずだよ。彼の靴がここにないからね」

ex) He must have come here by taxi.
「彼はここにタクシーで来たに違いない」

否定はcan’t have p.p.

では否定をしたい場合はどうすればいいでしょうか?

先ほどの例文を使うと以下のようになります。

ex) He mustn’t have come here by taxi.
「彼はここにタクシーで来たはずがない」

もちろん、単純に”mustn’t have p.p.”としても構いませんが、過去において「~だったはずがない」と否定する場合は可能性を否定する”can’t”を使って以下のようにするのが普通です。

ex) He can’t have come here by taxi.
「彼はここにタクシーで来たはずがない」

“can”は可能性を表して「あり得る」を意味します。

その可能性が否定になると「あり得ない」になり、その過去形である”can’t have p.p.”が「~だったはずがない」という意味になります。
(”couldn’t have p.p.”も同じ意味を持っています)

ということで……

「~だったに違いない」→ “must have p.p.”
「~だったはずがない」→ “can’t (couldn’t) have p.p.”

で覚えましょう!

もっと”must”を!という方は…

今回採り上げたmustを始め、will/would/can/could/may/might/shouldなどを「法助動詞」と呼びます。
「法助動詞」は気持ちの微妙な表現を助けてくれる強い味方。
「法助動詞」を極めれば、皆さんの英語は予想をはるかに超えるレベルになることは間違えありません。

もっと「法助動詞」を!という方は「法助動詞の底力―ネイティヴの微妙な気分を伝えるキープレイヤー」がお薦めです。目から鱗をお約束します!

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